正答4
解説
正解は4です。
雀啄術は、鍼を一定の深さまで刺入した後、雀がえさをついばむように鍼を上下に動かす手技です。
回旋術は、一定の深さまで刺入した後、鍼を左右に回旋させる手技です。
【選択肢別解説】
1:× 抜鍼困難のときは、副刺激術(刺鍼部の周囲を指や鍼管で叩いたり押したりする)や迎え鍼などで対処します。
雀啄術と回旋術に共通する用途ではありません。
2:× 刺入した鍼の鍼柄を鍼管で叩いて振動を与えるのは、内調術です。
雀啄術と回旋術は鍼管を使わず、刺手で鍼そのものを動かします。
3:× 鍼柄を刺手でつまみ振動を与えるのは、振せん術です。
雀啄術は上下運動、回旋術は回転運動で、振動を与える手技ではありません。
4:○ 雀啄術も回旋術も、目的の深さまで刺入した後、その深さで鍼を動かして刺激を与える手技です。
この点が両者に共通します。
【ポイント】
雀啄術は上下、回旋術は回転、振せん術は振動と、鍼の動かし方で手技を区別します。
抜鍼困難への対処には、副刺激術や迎え鍼を用いることも覚えておきます。