正答4
解説
正解は4です。
関元兪は足の太陽膀胱経の経穴で、第5腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1寸5分に取ります。
同じ高さの後正中線上には、奇穴の十七椎(第5腰椎棘突起下)があります。
【選択肢別解説】
1:× 咳嗽を主治とする代表的な奇穴は、第7頸椎棘突起下の外方5分にある定喘です。
第5腰椎の高さにある十七椎の主治ではありません。
2:× 動悸は心の病症で、背部では第4胸椎の高さの厥陰兪や第5胸椎の高さの心兪などを用います。
十七椎の主治ではありません。
3:× 不眠に用いる奇穴には、翳風と風池の中間にある安眠や、足底の失眠などがあります。
十七椎の主治ではありません。
4:○ 十七椎は腰痛、下肢痛のほか、月経痛(痛経)や月経不順などの婦人科疾患を主治します。
腰仙部にあり、月経痛の代表的な治療穴です。
【ポイント】
十七椎は第5腰椎棘突起下に取る奇穴で、「月経痛の十七椎」として覚えます。
同じ高さの膀胱経には関元兪(外方1寸5分)があり、腰痛や婦人科疾患に併用されます。