正答1
解説
正解は1です。
症例は、育児と仕事のストレスでイライラし、月経周期が乱れています。
情志の失調で肝の疏泄が滞る肝気鬱結の病証であり、その代表的な症状を選びます。
【選択肢別解説】
1:○ 太息はため息のことです。
肝気が鬱結すると胸脇部がつかえて気分がふさぎ、ため息をつくと楽になるためため息が多くなります。
肝気鬱結の代表的な症状です。
2:× 呵欠はあくびのことです。
疲労や陽気の不足でみられる症状で、古典では腎の変動と結び付けられています。
肝気鬱結の特徴的な症状ではありません。
3:× 短気は呼吸が浅く短い息切れのことです。
肺気虚や心気虚など気虚でみられる症状で、肝気鬱結の特徴ではありません。
4:× 噴嚔はくしゃみのことです。
外邪が肺を侵して肺の宣発が失調したときにみられ、肝気鬱結の症状ではありません。
【ポイント】
肝気鬱結では、イライラ、抑うつ感、胸脇部の張り、太息、月経不順、月経前の乳房の張りがみられます。
肝は疏泄を主り、情志と月経の両方を調節していると整理します。