正答2
解説
正解は2です。
胸中に集まる気は宗気です。
宗気は、肺が吸い込んだ自然界の清気と、脾胃が運化した水穀の精微が結びついてでき、胸中にたまります。
宗気には、呼吸と発声を行う働きと、心脈を貫いて気血を巡らせる働きがあります。
【選択肢別解説】
1:× 発育を促すのは宗気ではなく元気(原気)の働きです。
元気は腎精から生まれ、人体の成長・発育・生殖を推し進めます。
2:○ 宗気は喉を出入りして呼吸と発声を行います。
宗気が充実していると声に力があり、不足すると声が低く弱くなります。
3:× 発汗を調整するのは宗気ではなく衛気の働きです。
衛気は体表を巡り、腠理(皮膚のきめ)の開閉を調節して汗の出方を調えます。
4:× 栄養分をもつのは宗気ではなく営気です。
営気は脈中を流れ、血の生成を助けて全身を栄養します。
【ポイント】
気の種類は「元気=発育・生殖」「宗気=呼吸・発声・気血の運行」「営気=栄養」「衛気=防衛・体温と発汗の調節」と働きで覚えます。