正答4
解説
正解は4です。
黄疸は、血中のビリルビンが増加して皮膚や眼球結膜が黄色くなる状態です。
原因は、赤血球の破壊亢進(溶血)、肝細胞の障害、胆汁の流出障害の3つに大きく分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 糖尿病はインスリンの作用不足による高血糖が本態で、それ自体は黄疸をきたしません。
2:× 慢性心不全では、肝うっ血が強いと軽い黄疸がみられることもありますが、黄疸をきたす代表的な疾患ではありません。
3:× 脂質異常症はコレステロールや中性脂肪の異常で、黄疸はきたしません。
皮膚の黄色腫がみられることはありますが、黄疸とは別のものです。
4:○ 溶血性貧血では赤血球が大量に壊れ、ヘモグロビンから間接(非抱合型)ビリルビンが多くつくられます。
肝臓の処理能力を超えるため、間接ビリルビン優位の黄疸が起こります。
【ポイント】
「溶血性黄疸=間接ビリルビン優位」「閉塞性黄疸=直接ビリルビン優位」と区別して覚えます。