正答1
解説
正解は1です。
胃液分泌は、脳相・胃相・腸相の3つの相で調節されています。
食物の味やにおい、口腔への刺激は、迷走神経を介して胃液分泌を促します(脳相)。
【選択肢別解説】
1:○ 食物による口腔粘膜の刺激は、反射的に迷走神経を興奮させます。
迷走神経はアセチルコリンを放出し、壁細胞からの胃酸分泌やガストリン分泌を促します。
2:× セクレチンは胃液分泌を促進するのではなく抑制します。
セクレチンは膵臓からの重炭酸イオンの分泌を促すホルモンです。
3:× 交感神経活動が増加すると、消化管の運動と分泌は促進されず抑制されます。
胃液分泌を促すのは副交感神経(迷走神経)です。
4:× 酸による十二指腸粘膜の刺激は、セクレチンなどの分泌を介して胃液分泌を抑制します。
これは腸相の抑制機構です。
【ポイント】
胃液分泌を促すのは「迷走神経・ガストリン・ヒスタミン」、抑制するのは「セクレチン・交感神経・十二指腸への酸や脂肪」と整理します。