正答4
解説
正解は4です。
この問題は顔面神経麻痺が主治でないものを選ぶので、○ が答え(主治に含まれない奇穴)です。
顔面神経麻痺には、顔面部にある奇穴が局所治療に用いられます。
【選択肢別解説】
1:× 太陽は顔面神経麻痺を主治に含みます。
眉毛の外端と外眼角の中央から後方1寸の陥凹部にあり、頭痛や眼疾患に加えて顔面神経麻痺にも用いられます。
2:× 夾承漿は顔面神経麻痺を主治に含みます。
承漿の外方約1寸にあり、顔面神経麻痺や三叉神経痛に用いられます。
3:× 牽正は顔面神経麻痺の代表的な治療穴です。
耳垂の前方0.5〜1寸にあり、ゆがんだ口を正しい位置に引き戻すという意味の名をもちます。
4:○ 翳明の主治は眼疾患や耳鳴、不眠であり、顔面神経麻痺ではありません。
翳風の後方1寸にあり、名前のとおり目を明るくする目的で近視や白内障などに用いられます。
【ポイント】
奇穴は名前に主治のヒントが含まれることが多く、牽正は口のゆがみ、翳明は眼疾患と結びつけて覚えます。
顔面神経麻痺には、正穴の地倉・頬車・翳風なども用いられます。