正答2
解説
正解は2です。
耳の周囲には、聴宮・聴会・耳門・翳風など位置の近い経穴が集まっています。
それぞれが耳珠のどの部分の前にあるかで区別するのが要点です。
【選択肢別解説】
1:× 聴会は耳珠の前上方ではなく、珠間切痕の前方に取ります。
珠間切痕と下顎骨関節突起の間の陥凹部にある足の少陽胆経の経穴で、口を開けるとくぼみます。
2:○ 聴宮は耳珠中央の前縁と下顎骨関節突起の後縁の間にある陥凹部に取ります。
手の太陽小腸経の経穴で、記述は標準的な取穴法と一致します。
3:× 珠間切痕の直前で口を開くとくぼむところは、耳門ではなく聴会の部位です。
耳門は耳珠上切痕と下顎骨関節突起の間の陥凹部に取る手の少陽三焦経の経穴です。
4:× 後頭骨の下方で胸鎖乳突筋と僧帽筋の間の陥凹部は、翳風ではなく風池の部位です。
翳風は耳垂の後方で、乳様突起下端の前方の陥凹部に取ります。
【ポイント】
耳の前の3穴は、上から耳門(耳珠上切痕)、聴宮(耳珠中央)、聴会(珠間切痕)の順に並びます。
経絡は上から三焦経、小腸経、胆経です。