正答2
解説
正解は2です。
腹部の身体診察の順序と、触診の進め方を問う問題です。
腹部では、視診、聴診、打診、触診の順に行うのが原則です。
【選択肢別解説】
1:× 触診は、聴診より先ではなく後に行います。
先に触れると腸の蠕動が変化し、腸音を正しく評価できなくなるためです。
2:○ 触診は、最初は力を入れずに柔らかく浅く触れます。
患者の緊張を解き、圧痛や筋性防御の有無を確かめてから、深い触診へ進みます。
3:× 痛みのある部位は、最初ではなく最後に触れます。
最初に触れると痛みで腹筋が緊張し、ほかの部位の診察ができなくなるためです。
4:× 体位変換は、必要に応じて行います。
膝を立てた仰臥位で腹筋をゆるめたり、側臥位にして脾臓を触れたりすることがあります。
【ポイント】
腹部診察だけは、視診・聴診・打診・触診の順になる点が頻出です。
触診は、痛みのない部位から浅く始め、痛む部位は最後にします。