正答1
解説
正解は1です。
疾患と脈拍数の変化(頻脈・徐脈)の関係を問う問題です。
体が多くの酸素を必要とする状態や、交感神経が高まる状態では頻脈になります。
【選択肢別解説】
1:○ 貧血では、血液が運べる酸素の量が減ります。
それを補うために心拍出量を増やそうとして、頻脈になります。
2:× 頭蓋内圧亢進時は、頻脈ではなく徐脈を呈します。
血圧上昇と徐脈がみられ、これをクッシング現象といいます。
3:× 甲状腺機能亢進症では、徐脈ではなく頻脈を呈します。
甲状腺ホルモンが代謝を高め、交感神経の作用を強めるためです。
4:× うっ血性心不全では、徐脈ではなく頻脈を呈します。
1回の拍出量が減るのを、交感神経が心拍数を増やして補うためです。
【ポイント】
徐脈を呈する代表は、甲状腺機能低下症・頭蓋内圧亢進・閉塞性黄疸・房室ブロックです。
頻脈を呈する代表は、発熱・貧血・甲状腺機能亢進症・心不全・脱水です。