正答3
解説
正解は3です。
組織で生じた二酸化炭素が、血液中でどのような形で運ばれるかを問う問題です。
二酸化炭素は、溶解・ヘモグロビンとの結合・重炭酸イオンの3つの形で運ばれます。
【選択肢別解説】
1:× アルブミンは、膠質浸透圧の維持や、脂肪酸・ビリルビン・薬物などの運搬を担う血漿蛋白質です。
二酸化炭素運搬の主役ではありません。
2:× ヘモグロビンは、二酸化炭素と結合してカルバミノ化合物をつくり、一部を運びます。
しかしその割合は少なく、主要な運搬形態ではありません。
3:○ 二酸化炭素の大部分(約7割)は、重炭酸イオンの形で運ばれます。
赤血球内の炭酸脱水酵素の働きで二酸化炭素が水と反応し、重炭酸イオンとなって血漿中に出ます。
4:× 水(血漿)に物理的に溶けて運ばれる二酸化炭素は、ごく一部です。
主要な運搬形態ではありません。
【ポイント】
二酸化炭素の運搬は、重炭酸イオンが最も多く、次いでカルバミノ化合物、溶解が最も少ないと覚えます。
重炭酸イオンは血液のpHを保つ緩衝系としても働きます。