正答4
解説
正解は4です。
灸法は、皮膚に灸痕を残す有痕灸と、痕を残さない無痕灸に分けられます。
施灸部の組織を破壊しないのは、無痕灸に当たる灸法です。
【選択肢別解説】
1:× 打膿灸は、大きめの艾炷で皮膚を焼いて化膿させ、膿を出させる有痕灸です。
施灸部の組織を意図的に破壊します。
2:× 焦灼灸は、いぼや魚の目などに直接施灸して、その組織を焼き取る有痕灸です。
病的な組織を破壊することが目的です。
3:× 透熱灸は、皮膚に直接小さな艾炷を置いて燃やし尽くす有痕灸です。
施灸部に小さな熱傷を生じ、組織が破壊されます。
4:○ 押灸は、皮膚の上に布や紙を数枚重ね、その上から火のついた棒灸を押し当てて温熱を与える無痕灸です。
皮膚の上で直接燃焼させないため、施灸部の組織を破壊しません。
【ポイント】
有痕灸には透熱灸・焦灼灸・打膿灸があります。
無痕灸には知熱灸・隔物灸・棒灸・温筒灸などがあります。