正答2
解説
正解は2です。
細胞の再生能力の違いを問う問題です。
細胞は再生能力により、不安定細胞(常に分裂)、安定細胞(必要時に分裂)、永久細胞(ほぼ分裂しない)に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 肝細胞は安定細胞で、普段はほとんど分裂しませんが、傷害されると活発に分裂します。
再生能力は高く、肝臓は部分切除後も元の大きさ近くまで回復します。
2:○ 心筋細胞は永久細胞で、成人ではほとんど分裂しません。
心筋梗塞で失われた心筋は再生せず、線維組織(瘢痕)に置き換わります。
3:× 神経膠細胞(グリア細胞)は分裂する能力をもちます。
脳が傷害されるとグリア細胞が増殖して修復します(グリオーシス)。
4:× 血管内皮細胞は再生能力が高く、損傷後や肉芽組織の形成時に盛んに増殖します。
【ポイント】
永久細胞は神経細胞と心筋細胞です。
神経細胞は再生しないがグリア細胞は増殖する、という対比がよく問われます。