正答3
解説
正解は3です。
甲状腺ホルモンは全身の代謝を高めるホルモンです。
甲状腺機能低下症では代謝が落ちるため、機能亢進症とは反対の症状が出ます。
【選択肢別解説】
1:× 頻脈は甲状腺機能亢進症の所見です。
甲状腺機能低下症では心拍数が下がり、徐脈になります。
2:× 眼球突出はバセドウ病(甲状腺機能亢進症)の特徴的な所見です。
甲状腺機能低下症ではみられません。
3:○ 粘液水腫は甲状腺機能低下症でみられます。
皮膚の下にムコ多糖類がたまって顔や手足がむくみますが、指で押しても跡が残らない点が特徴です。
4:× 発汗過多は甲状腺機能亢進症の所見です。
甲状腺機能低下症では汗が減り、皮膚が乾燥します。
【ポイント】
甲状腺機能低下症の症状は、寒がり、徐脈、便秘、皮膚の乾燥、体重増加、無気力、アキレス腱反射の弛緩相の遅れです。
日本で最も多い原因は橋本病(慢性甲状腺炎)です。