正答1
解説
正解は1です。
髄膜刺激症状は、髄膜炎やくも膜下出血で髄膜が刺激されたときに現れる徴候です。
項部硬直・ケルニッヒ徴候・ブルジンスキー徴候が代表的です。
【選択肢別解説】
1:○ ケルニッヒ徴候は髄膜刺激症状です。
仰向けで股関節と膝関節を90度に曲げ、そこから膝を伸ばそうとすると、痛みと抵抗のために伸ばせません。
2:× ロンベルグ徴候は髄膜刺激症状ではなく、深部感覚の障害を示す徴候です。
両足をそろえて立ち、目を閉じると体が大きく揺れて倒れそうになります。
脊髄癆などでみられます。
3:× ブルンベルグ徴候は髄膜刺激症状ではなく、腹膜刺激症状です。
腹部を押して急に手を離すと強い痛みが出る反跳痛で、腹膜炎や虫垂炎でみられます。
4:× ガワーズ徴候は髄膜刺激症状ではなく、デュシェンヌ型筋ジストロフィーでみられる徴候です。
床から立ち上がるとき、手を膝や太ももについてよじ登るように起き上がります(登はん性起立)。
【ポイント】
名前の似たブルジンスキー徴候(髄膜刺激)とブルンベルグ徴候(腹膜刺激)の混同に注意します。
ケルニッヒ徴候とラセーグ徴候(SLRテスト)は、いずれも下肢を伸ばす操作で痛みが出る点が似ています。