正答2
解説
正解は2です。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、細胞の表面にあるCD4という分子を足がかりにして感染します。
CD4を多く持つ免疫細胞が主な標的になります。
【選択肢別解説】
1:× B細胞はHIVの主な感染標的ではありません。
B細胞は抗体をつくる細胞で、表面にCD4をほとんど持ちません。
2:○ ヘルパーT細胞はCD4を持つため、HIVが主に感染します。
ヘルパーT細胞が壊されて減ると、免疫全体の司令塔が失われ、日和見感染症や悪性腫瘍が起こります。
3:× 細胞傷害性T細胞はCD4ではなくCD8を持つため、HIVの主な標的ではありません。
ウイルスに感染した細胞を破壊する役割を持ちます。
4:× NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は主な標的ではありません。
感染細胞や腫瘍細胞を、抗原の認識なしに攻撃する細胞です。
【ポイント】
HIV感染症の進行の目安は、血液中のCD4陽性T細胞数です。
200/μL未満に減るとニューモシスチス肺炎などの日和見感染症が起こりやすくなります。