正答4
解説
正解は4です。
心臓リハビリテーションは、心疾患の患者に運動療法や生活指導を行い、再発予防と生活の質の向上を図るものです。
適応と、運動療法が危険となる禁忌を区別できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× NYHA(ニューヨーク心臓協会)分類Ⅳ度は、安静時にも心不全症状がある最も重い状態です。
非代償性の心不全は運動療法の禁忌であり、適応ではありません。
2:× 急性大動脈解離は、運動による血圧上昇で解離の進展や破裂を招く危険があります。
急性期は運動療法の禁忌です。
3:× 高度な大動脈弁狭窄症では、運動しても心拍出量を増やせず、失神や突然死の危険があります。
とくに症状がある場合は運動療法の禁忌です。
4:○ 冠動脈バイパス術後は、心臓リハビリテーションの代表的な適応です。
運動耐容能の改善や再発予防の効果が認められています。
【ポイント】
心臓リハビリテーションの主な適応は、急性心筋梗塞後、狭心症、開心術後(冠動脈バイパス術・弁膜症術後)、安定した慢性心不全、大血管疾患、末梢動脈疾患です。
不安定狭心症、非代償性心不全、急性大動脈解離、症状のある重症大動脈弁狭窄症は禁忌と覚えましょう。