正答2
解説
正解は2です。
体内力源式(能動式)上腕義手は、自分の体の動きを力源とし、ハーネスとケーブルで肘継手や手先具を動かす義手です。
力源、力の伝え方、訓練の担当職種、操作の方法が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 体内力源式上腕義手の力源は、患側の肩の力だけではありません。
両側の肩甲骨の外転と断端側の肩関節の屈曲などを組み合わせ、健側の腋窩を支点にしたハーネスで力を取り出します。
2:○ 体の動きで生じた力は、ハーネスにつながったコントロールケーブルによって肘継手や手先具に伝えられます。
ケーブルで力を伝えることが体内力源式義手の基本構造です。
3:× 上腕義手の操作練習は、主に作業療法士が行います。
理学療法士が主に担当するのは義足の歩行訓練です。
4:× 手先具を動かすときは、肘継手を固定(ロック)した状態にします。
ロックを解除するとケーブルの力が肘の屈曲に使われてしまい、手先具を開閉できません。
【ポイント】
上腕義手の操作は、肘継手のロックを外して肘を曲げ、ロックしてから手先具を開閉するという順序で行います。
義手の訓練は作業療法士、義足の訓練は理学療法士と覚えましょう。