正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
慢性腎不全は、腎臓の機能が数か月から数年かけて徐々に低下した状態です。
【選択肢別解説】
1:○ 慢性腎不全では、腎臓で血液をろ過する能力が落ちるため、糸球体ろ過値(GFR)は上昇ではなく低下します。
誤った記述なので、これが答えです。
2:× 腎臓からの排泄が低下するため、老廃物である血清クレアチニン値は上昇します。
正しい記述なので答えではありません。
3:× カリウムの尿への排泄が低下するため、高カリウム血症になります。
不整脈の原因になる重要な所見で、正しい記述なので答えではありません。
4:× 腎臓からのエリスロポエチン分泌が低下するため、正球性正色素性の腎性貧血が起こります。
正しい記述なので答えではありません。
【ポイント】
慢性腎不全の所見は、GFRの低下、尿素窒素・クレアチニンの上昇、高カリウム血症、代謝性アシドーシス、腎性貧血、高リン血症・低カルシウム血症です。
GFRは腎機能の最も基本的な指標です。