正答4
解説
正解は4です。
塩分を多くとると、血漿中のナトリウム濃度が上がり、血漿浸透圧が上昇します。
この変化に対して分泌が増えるホルモンが問われています。
【選択肢別解説】
1:× アルドステロンは腎臓でナトリウムの再吸収を促すホルモンです。
塩分が多いときはレニン-アンギオテンシン系が抑えられるため、分泌は増えずに減少します。
2:× コルチコステロンは副腎皮質から出る糖質コルチコイドの一種です。
塩分摂取による浸透圧上昇で分泌が増えるホルモンではありません。
3:× パラソルモン(副甲状腺ホルモン)は血中カルシウム濃度の調節に働きます。
塩分摂取による浸透圧の変化とは直接関係しません。
4:○ 血漿浸透圧が上がると、視床下部の浸透圧受容器が刺激され、下垂体後葉からバソプレシン(抗利尿ホルモン)の分泌が増えます。
腎臓の集合管で水の再吸収を促し、浸透圧を元に戻します。
【ポイント】
浸透圧の上昇にはバソプレシンが、循環血液量やナトリウムの減少にはアルドステロンが反応します。
塩分をとると喉が渇くのも、同じ浸透圧受容器の働きによるものです。