正答4
解説
正解は4です。
頸部には、頸神経叢から出る皮神経と筋枝が分布します。
それぞれの神経が支配する筋や皮膚の範囲が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 横隔神経(C3〜C5)は前斜角筋の前面を下行しますが、前斜角筋を支配するわけではありません。
横隔神経が支配するのは横隔膜です。
2:× 頸神経ワナが支配するのは、胸骨舌骨筋・胸骨甲状筋・肩甲舌骨筋などの舌骨下筋群です。
顎二腹筋の前腹は三叉神経(下顎神経)、後腹は顔面神経に支配されます。
3:× 鎖骨上神経は、鎖骨付近から前胸部上部、肩の皮膚に分布します。
筋三角を含む前頸部の皮膚に分布するのは頸横神経です。
4:○ 大耳介神経(C2・C3)は胸鎖乳突筋の後縁から出て上行し、耳下腺上の皮膚、下顎角部、耳介の後面の皮膚に分布します。
【ポイント】
頸神経叢の皮枝は、小後頭神経、大耳介神経、頸横神経、鎖骨上神経の4本です。
いずれも胸鎖乳突筋後縁の中央付近(神経点)から出ることを押さえましょう。