事例を読んで、U介護老人福祉施設に入所しているMさんに対する日常介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Mさん(79歳、女性、要介護4)は、先月U介護老人福祉施設に入所した。
3年前に発症した脳梗塞の後遺症により右片麻痺{まひ}、運動性失語症がある。
問い掛けに対して、首を振って返答することは可能である。
口腔{こうくう}内に感覚障害がある。
時々、せき込むことがある。
食事の時、自分で矢継ぎ早に摂取し、口いっぱいにほおばっていることが多い。
最近になって腹圧性尿失禁があることが分かった。
A生活相談員(社会福祉士)は、Mさんに対するケアカンファレンスに同席し、介護上の留意点を確認した。
正答4
解説
正解は肢4。
腹圧性尿失禁があり、せき込みも見られるMさんには、尿パッドの使用について本人と検討することが最も適切。
運動性失語症があるため開かれた質問より閉じられた質問が適切で肢1は誤り、右片麻痺があるため着替えは患側(右)から袖を通す「脱健着患」が原則で肢2は誤り、入浴時は健側(左足)から先に湯船に入るべきで肢3は誤り、誤嚥防止のため食事のペースは見守り・調整が必要で本人任せの肢5は誤り。