事例を読んで、Y特別養護老人ホームに入所している高齢者への介護に関する次の記述のうち、適切なものを2つ選びなさい。
〔事 例〕
Hさん(83歳)は、要介護5で、ユニット型個室のY特別養護老人ホームに入所しており、ほぼ日常生活全般にわたり介助を必要とする。
自発的な発話が聞かれることは少なく、簡単な質問や指示に対してもほとんど反応がない。
最近、かゆみのためかベッド上で自分の胸や脇の下あたりをかきむしることが続いている。
感染性のものであるかも含めて、翌日に嘱託医が診察を行う予定である。
介護・看護職員と生活相談員(社会福祉士)は、今後の対応を話し合った。
正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は肢2・5。
かゆみを訴えるHさんには、入浴や清拭で皮膚を清潔に保ち爪を適切な長さに整えて悪化を防ぎ(肢2)、これまでの皮膚の状態やかきむしりの様子を嘱託医に情報提供できるよう書面にまとめておく(肢5)ことが適切である。
肢1は気分転換より皮膚症状への対応が優先、肢3は他者の薬の無断使用で医療安全上不適切、肢4は身体拘束に該当し原則禁止であり、いずれも不適切な対応である。