事例を読んで、Uがん診療連携拠点病院のE医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)による応答として、適切なものを2つ選びなさい。
〔事例〕
Uがん診療連携拠点病院のE医療ソーシャルワーカーは、入院以来関わり続けてきた末期がん患者のFさん(48歳、男性)の妻Gさんから次のような相談を受けた。
「夫も私も納得して、緩和ケアに変更して積極的な治療を行わないことを決めたのですが、もしかしたら明日効果的な薬が開発されるかもしれないし、果たしてその決断が正しかったのか。今後のことを考えると私は不安で不安で仕方がありません。今の私は亡くなっていく夫を支えていく自信がありません」と話した。
正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は肢3・4。
「決断に迷いがあるのですね。もう少しお話しいただけますか」はGさんの気持ちを受け止め語りを促す応答、「おつらいですね。手立てを一緒に考えていきませんか」は共感を示し協働の姿勢を伝える応答であり、いずれも適切。
「すぐに亡くなるとは決まっていない」「Gさんなら力がありますよ」は根拠のない安易な慰めで不適切。
既に緩和ケアへの方針を決めた家族に対し最新治療法を調べて伝えるのは、その決断を揺るがせかねず不適切である。