事例を読んで、「医療観察法」に基づく地域処遇に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Aさん(30歳)は「医療観察法」に基づく入院決定を受け、指定入院医療機関に入院していたが、その後、退院許可の決定を受け、現在は、地域処遇を受けて指定通院医療機関に通院している。
(注)1 「医療観察法」とは、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」のことである。
2 「精神保健福祉法」とは、「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」のことである。
正答5
解説
正解は肢5。
医療観察法に基づく処遇の実施計画は、保護観察所長が指定通院医療機関など関係機関と協議して定める。
精神保健観察を担当するのは保護観察官ではなく保護観察所の社会復帰調整官である。
地域処遇中に精神保健福祉法上の医療保護入院となることもあり得る。
地域処遇(通院)の期間は原則3年だが裁判所の決定により延長され得るため「3年を超えることはない」は誤りで、期間短縮も保護観察所長ではなく地方裁判所の決定による。