正答3
解説
正解は3です。
自閉スペクトラム症では、音や触覚などへの過敏さや鈍さといった感覚の問題が多くみられます。
選択肢の治療法の中から、自閉スペクトラム症に用いられるものを選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 回想法は、昔の思い出を語り合うことで精神的な安定や意欲の向上を図る方法です。
主に高齢者や認知症の人が対象です。
2:× 内観療法は、身近な人との関係を振り返り、自己を見つめ直す精神療法です。
神経症やアルコール依存症などに用いられます。
3:○ 感覚統合療法は、前庭覚・固有受容覚・触覚などの感覚刺激を、遊びを通して適切に取り入れられるよう促す治療法です。
感覚の問題をもつ自閉スペクトラム症の子どもに、作業療法で用いられます。
4:× 曝露反応妨害法は、不安を引き起こす状況にあえて身をさらし、強迫行為をしないで過ごす練習をする方法です。
強迫症の治療法です。
5:× 電気けいれん療法は、重症のうつ病や緊張病などに用いる治療法です。
自閉スペクトラム症の治療法ではありません。
【ポイント】
感覚統合療法はAyresが提唱した理論に基づく治療法で、発達障害の子どもへの作業療法で用いられます。
曝露反応妨害法は強迫症、回想法は高齢者と、治療法と対象を組で覚えます。