正答4
解説
正解は4です。
陽性尤度比は、検査が陽性となる確率が、疾患のある人では疾患のない人の何倍かを表す指標です。
感度と特異度から計算します。
【計算】
陽性尤度比=感度÷(1-特異度)です。
1-特異度=1-0.7=0.3です。
陽性尤度比=0.8÷0.3=2.666…です。
小数点以下第3位を四捨五入すると2.67です。
【選択肢別解説】
1:× 0.38は、0.3÷0.8で、陽性尤度比の分子と分母を逆にした値です。
2:× 0.88は、特異度÷感度(0.7÷0.8)の値で、尤度比の定義に当てはまりません。
3:× 1.14は、感度÷特異度(0.8÷0.7)の値です。
分母は特異度ではなく、1-特異度です。
4:○ 感度÷(1-特異度)=0.8÷0.3で、2.67となります。
5:× 3.50は、特異度÷(1-感度)(0.7÷0.2)の値で、陽性尤度比ではありません。
【ポイント】
陰性尤度比は(1-感度)÷特異度で求め、本問では0.2÷0.7で約0.29になります。
陽性尤度比は大きいほど、陰性尤度比は小さいほど、診断に有用な検査といえます。