正答1
解説
正解は1です。
低血糖の症状は、交感神経が興奮して起こる自律神経症状と、脳へのブドウ糖供給が不足して起こる中枢神経症状に分けられます。
血糖値が下がると、まず自律神経症状が現れ、さらに下がると中枢神経症状が現れます。
【選択肢別解説】
1:○ 低血糖になると、血糖を上げるために交感神経が興奮し、アドレナリンが分泌されます。
その結果、動悸・発汗・手指の震え・不安感などの自律神経症状が起こります。
2:× けいれんは、脳のブドウ糖不足による中枢神経症状です。
3:× 意識障害は、低血糖が進んで脳のエネルギーが不足したときに起こる中枢神経症状です。
4:× 異常行動は、脳の機能低下による中枢神経症状です。
5:× 集中力の減退は、脳へのブドウ糖供給が不足して起こる中枢神経症状です。
【ポイント】
動悸・発汗・振戦は低血糖の初期の警告症状です。
糖尿病で自律神経障害がある人や高齢者では、この警告症状が出にくく、いきなり意識障害に至ること(無自覚性低血糖)があります。