正答5
解説
正解は5です。
作業療法プログラムを立案するときの基本的な考え方を問う問題です。
対象者の動機づけを高め、生活に結びつく内容を計画することが求められます。
【選択肢別解説】
1:× 訓練内容を毎回変えると、動作の学習が定着せず、効果も判定しにくくなります。
目標に沿って一定の内容を継続し、難易度を段階的に調整します。
2:× 退院後の生活に必要な環境調整は、入院中から準備を始めます。
家屋評価や福祉用具の検討を退院前に行うことで、安全に在宅生活へ移行できます。
3:× IADLの向上には、機能訓練だけでなく、買い物や調理などの実際の活動の練習が必要です。
機能訓練を一律に優先するのは適切ではありません。
4:× プログラムは、評価結果、対象者の希望、根拠(エビデンス)に基づいて決めます。
作業療法士個人の経験だけで決めるのは適切ではありません。
5:○ 達成できる難易度の課題で成功体験を重ねると、自己効力感と意欲が高まります。
対象者が主体的に取り組めるようにするための基本的な設定です。
【ポイント】
プログラム立案では、評価に基づいた目標設定、段階づけ、対象者の参加意欲を高める工夫が重要です。
「成功体験」「段階づけ」「生活に結びつく活動」が頻出の考え方です。