正答1
解説
正解は1です。
脳波の周波数帯と、それが現れる状態を問う問題です。
健常成人が目を閉じて安静にしているときは、後頭部を中心にα波が規則正しく現れます。
【選択肢別解説】
1:○ α波は8〜13Hzの脳波で、健常成人の安静閉眼時の基礎律動です。
後頭部で最も目立ち、目を開けたり暗算をしたりすると抑制されます(α波の減衰)。
2:× β波は14Hz以上の速い脳波で、目を開けて覚醒し、精神活動をしているときに増えます。
ベンゾジアゼピン系の薬を服用しているときにも増えます。
3:× γ波は30Hz以上のさらに速い脳波で、認知や注意の処理に関係するとされます。
安静閉眼時の基礎律動ではありません。
4:× δ波は4Hz未満の遅い脳波で、健常成人では深い睡眠のときに現れます。
覚醒時にみられる場合は、脳の障害が疑われます。
5:× θ波は4〜8Hz未満の脳波で、健常成人ではまどろみや浅い睡眠のときに現れます。
【ポイント】
脳波は周波数の低い順に、δ波(4Hz未満)、θ波(4〜8Hz未満)、α波(8〜13Hz)、β波(14Hz以上)です。
安静閉眼時の基礎律動はα波で、開眼で抑制されることを押さえておきましょう。