正答5
解説
正解は5です。
精神療法のうち、絶対臥褥の時期を設ける治療法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 系統的脱感作法は、筋弛緩などでリラックスした状態で、不安を起こす場面を弱いものから順に想像させ、不安を少しずつ減らしていく行動療法です。
絶対臥褥は行いません。
2:× 支持的精神療法は、患者の話を受容的に聴き、励ましや助言によって適応を支える精神療法です。
絶対臥褥は行いません。
3:× 精神分析療法は、寝椅子に横になった患者に思い浮かぶことを自由に話させる自由連想法を用いて、無意識の葛藤を明らかにする治療法です。
横になりますが、絶対臥褥とは異なります。
4:× 認知行動療法は、物事の受け取り方(認知)と行動に働きかけて、症状の改善を図る治療法です。
絶対臥褥は行いません。
5:○ 森田療法は、森田正馬が創始した日本独自の精神療法で、主に神経症(不安症など)を対象とします。
入院森田療法の最初の約1週間は、食事・洗面・排泄以外は個室で横になって過ごす絶対臥褥期を設けます。
このあと軽作業期・重作業期・社会復帰期へと進み、不安を「あるがまま」に受け入れて行動する姿勢を養います。
【ポイント】
森田療法は「絶対臥褥期、軽作業期、重作業期、社会復帰期」の4期と、「あるがまま」の考え方が頻出です。