正答5
解説
正解は5です。
基礎代謝と、エネルギー代謝に関わる用語の定義を問う問題です。
基礎代謝は、生命を維持するために最低限必要なエネルギー代謝です。
【選択肢別解説】
1:× 基礎代謝は、早朝の空腹時に、快適な室温のもとで、目覚めた状態で安静に横になって測定します。
立位では姿勢を保つための筋活動が加わるので、基礎代謝の測定には用いません。
2:× 体温が上がると体内の化学反応が活発になり、基礎代謝は増加します。
発熱時に代謝が高まるのはこのためです。
3:× 同じ性別・年齢であれば、基礎代謝は体表面積に比例します。
反比例ではありません。
4:× 代謝当量(METs)は、活動時の代謝量が安静時の代謝量の何倍にあたるかを示す値です。
差ではなく比で表し、安静座位を1メッツとします。
5:○ 食事をすると、消化・吸収などのためにエネルギー消費が増えます。
これを食事誘発性熱産生といい、蛋白質をとったときが最も大きく、脂質や糖質より大きくなります。
【ポイント】
食事誘発性熱産生は、摂取エネルギーに対して蛋白質で約30%、糖質で約6%、脂質で約4%とされ、蛋白質が最も大きいです。
METsは「安静時の何倍か」という比である点も頻出です。