正答3
解説
正解は3です。
作業療法の歴史に関わる人物と業績の組合せを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
Jean Ayres は米国の作業療法士で、感覚統合理論とその療法を考案しました。
2:× 正しい記述です。
Philippe Pinel はフランスの精神科医で、精神病者を鎖から解放し、人道的な処遇を重視する道徳療法(moral treatment)を始めました。
3:○ 誤った記述です。
Adolf Meyer は米国の精神科医で、作業を通じて時間を有効に使うことの意義を説き、作業療法の理念を支えた人物です。
再建療法は、第一次世界大戦の傷病兵の機能回復を目的として発展したもので、Meyer が確立したものではありません。
4:× 正しい記述です。
高木憲次は「肢体不自由」という言葉をつくり、治療と教育を一体とする肢体不自由児の療育を確立しました。
5:× 正しい記述です。
呉秀三は精神病者の拘束具の使用をやめさせ、病院を開放的にする改革を進め、作業療法も取り入れました。
【ポイント】
作業療法の源流として、Pinel・Tuke の道徳療法、Meyer の作業の哲学、日本では呉秀三による精神科作業療法と高木憲次による肢体不自由児療育を押さえましょう。