正答2
解説
正解は2です。
統合失調症では、注意、記憶、遂行機能などの認知機能障害がみられます。
作業場面では、手順の理解や状況への柔軟な対応が苦手になり、意欲の低下もみられます。
【選択肢別解説】
1:× 統合失調症では意欲低下や関心の狭まりがみられることが多く、活動への関心が広がっていく特徴はありません。
2:○ 経験から学んで修正する力や、手順を覚える力が低下するため、同じ失敗を繰り返しやすくなります。
作業療法でよく観察される特徴です。
3:× 複数の課題を並行して行うには、注意の配分やワーキングメモリーが必要です。
統合失調症ではこれらが低下しており、苦手とする作業です。
4:× 他患者の作業に口出しするのは、躁状態などで多くみられる行動です。
統合失調症では、むしろ他者との関わりを避ける傾向がみられます。
5:× 統合失調症では、予定外の出来事に柔軟に対応することが苦手です。
予想外の変化に混乱しやすいため、見通しのある環境を整えます。
【ポイント】
統合失調症の作業療法では、手順を明確にし、一度に一つの課題を示します。
変化を少なくした環境で、成功体験を積み重ねることが大切です。