正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
急性期を過ぎたうつ病患者が作業療法を始める導入期の対応を考えます。
この時期はまだ疲れやすく、自責感も強いため、休養を基本にしながら負担の少ない作業から始めます。
【選択肢別解説】
1:○ 以前から得意だった作業は、病前の自分と比べて「できなくなった」と自責感を強めるおそれがあります。
経験のない作業であれば比較が起こりにくく、気軽に取り組めます。
2:× 工程が複雑な作業は、集中力や判断力が低下した状態では負担が大きく、失敗体験につながります。
導入期は単純で短時間に終わる作業を選びます。
3:× 励ましの言葉は、うつ病の患者にとって「もっと頑張らなければ」という重圧になります。
結果ではなく、取り組めたことを認める関わりにとどめます。
4:○ うつ病の回復には休養が欠かせないことを説明し、無理をしないよう伝えます。
作業療法が新たな負担にならないよう、休養の大切さを共有することは導入期に重要です。
5:× うつ病は脳の機能の不調による病気であり、気持ちの持ちようで治るものではありません。
このように伝えると自責感を強め、症状を悪化させます。
【ポイント】
うつ病の作業療法の導入期は「休養の保障」「単純で負担の少ない作業」「励まさない」が原則です。