正答5
解説
正解は5です。
生化学検査の基準範囲を覚えておくと、患者の栄養状態、炎症、心不全、糖尿病の管理状態を読み取れます。
基準範囲は施設によって多少異なりますが、おおよその値で判断します。
【選択肢別解説】
1:× CRP(C反応性蛋白)の基準範囲はおおむね0.3mg/dL未満です。
7.2mg/dLは高値で、強い炎症や感染を示します。
2:× アルブミンの基準範囲はおおむね4.0〜5.0g/dL前後です。
2.3g/dLは明らかな低値で、低栄養や重い疾患を示します。
3:× 総コレステロールの基準範囲は、おおむね250mg/dL程度を上限とします。
345mg/dLは高値です。
4:× BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)の基準値は18.4pg/mL以下です。
350pg/mLは高値で、心不全の可能性が高い値です。
5:○ HbA1c(ヘモグロビンA1c、NGSP値)の基準範囲は4.6〜6.2%程度です。
5.5%は基準範囲内で、過去1〜2か月の血糖管理が良好であることを示します。
【ポイント】
アルブミン3.5g/dL以下は低栄養の目安、BNP 100pg/mL以上は心不全の可能性が高い目安とされます。
HbA1c 6.5%以上は糖尿病型の判定基準の一つです。