正答2
解説
正解は2です。
関節リウマチのX線所見による病期分類である、Steinbrockerのステージ分類を問う問題です。
ステージⅠ(初期)、Ⅱ(中等度)、Ⅲ(高度)、Ⅳ(末期)の4段階に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 腱鞘炎は、関節リウマチで関節の周りにみられる滑膜の炎症です。
Steinbrockerのステージ分類の判定基準ではありません。
2:○ ステージⅣ(末期)は、ステージⅢの所見に加えて、線維性または骨性の関節強直がみられる段階です。
関節強直はステージⅣを特徴づける所見です。
3:× 骨粗鬆症は、ステージⅠからみられる所見です。
ステージⅠではX線上の骨破壊はありませんが、骨粗鬆症はあってもよいとされます。
4:× 軟骨下骨の破壊は、ステージⅡから軽度にみられ、ステージⅢで明らかになる所見です。
ステージⅣに特有の所見ではありません。
5:× 関節周囲の筋萎縮は、ステージⅡからみられる所見です。
ステージⅣに特有の所見ではありません。
【ポイント】
ステージⅡは骨粗鬆症と軽度の骨・軟骨破壊、ステージⅢは関節変形(亜脱臼、尺側偏位など)、ステージⅣは関節強直が目安です。
ADLの機能障害の程度を示すのは、Steinbrockerのクラス分類として区別します。