正答5
解説
正解は5です。
血液透析を受けている患者の管理と、慢性腎臓病の病態を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× カルシウムの摂取は禁止されません。
透析患者で主に制限するのは、水分、塩分、カリウム、リンです。
2:× 透析中の運動は禁忌ではありません。
透析中にベッド上で行う運動療法は、体力の維持や透析効率の改善に役立つとして推奨されています。
3:× シャントのある上肢で血圧を測ると、圧迫でシャントの血流が妨げられ、閉塞の原因になります。
血圧はシャントのない側の上肢で測ります。
4:× エリスロポエチンは腎臓で作られ、赤血球の産生を促すホルモンです。
腎不全では産生が低下し、腎性貧血の原因になります。
5:○ 日本の新規透析導入の原因疾患の第1位は糖尿病性腎症です。
2位以下には、腎硬化症や慢性糸球体腎炎が続きます。
【ポイント】
シャント側の上肢では、血圧測定、採血、点滴、重い物を下げることを避けます。
腎不全では、エリスロポエチンの低下による貧血と、ビタミンDの活性化の低下による骨の障害が起こります。