正答5
解説
正解は5です。
せん妄は身体疾患や薬剤などが原因で起こる一時的な意識障害です。
原因の治療と、見当識を保つ環境づくりが対応の柱になります。
【選択肢別解説】
1:× 感覚を遮断すると見当識がさらに失われ、せん妄を悪化させます。
眼鏡や補聴器を使い、時計やカレンダーで日時がわかるようにします。
2:× 抗精神病薬は興奮や幻覚などの症状を和らげるために用いられ、無効ではありません。
3:× 身体拘束は不安や興奮を強め、廃用も招きます。
安全上やむを得ない場合に最小限にとどめます。
4:× 強い口調で注意すると、不安と興奮がさらに強まります。
穏やかな口調で短く説明し、安心させます。
5:○ せん妄は感染症や脱水、電解質異常などの身体疾患が原因で起こります。
原因となる身体疾患の治療を並行して行うことが最も重要です。
【ポイント】
せん妄対策は「原因の除去」「見当識の支援」「睡眠覚醒リズムの調整」が基本です。