正答1
解説
正解は1です。
ADL(日常生活活動)の概念と評価について問う問題です。
ADLは、食事、整容、更衣、排泄、入浴、移動など、毎日繰り返し行う基本的な身の回りの活動です。
【選択肢別解説】
1:○ ADLの自立度は、身体機能だけでなく、住宅の構造や福祉用具、介助者の有無などの環境要因で変わります。
手すりの設置で入浴が自立する例などがその代表です。
2:× IADL(手段的日常生活活動)は、ADLを土台に、買い物、調理、金銭管理などを加えて広げた概念です。
概念の基礎になっているのはIADLではなくADLです。
3:× ICFの生活機能は、心身機能・身体構造、活動、参加を含む包括的な概念です。
ADLは活動の一部であり、生活機能の方が包括的です。
4:× ADLの概念は1940年代に米国で提唱され、日本では1976年に日本リハビリテーション医学会が定義を示しました。
2000年代初頭に世界保健機関が定めたのはICFです。
5:× Fugl-Meyer Assessmentは、脳卒中後の上肢・下肢の運動機能やバランス、感覚などを評価する尺度です。
ADLの評価にはBarthel IndexやFIMを用います。
【ポイント】
ADLの評価には「できるADL」と「しているADL」があり、FIMは実際にしているADLを評価します。