正答4
解説
正解は4です。
この問題はみられにくいものを選ぶので、○ が答え(みられにくい症状)です。
全身性エリテマトーデス(SLE)は、全身の臓器に炎症が起こる自己免疫疾患です。
脳や神経が侵されると、神経精神 SLE としてさまざまな神経症状や精神症状が現れます。
【選択肢別解説】
1:× 頭痛は、神経精神 SLE でよくみられる症状の一つです。
2:× けいれん発作は、中枢神経が侵された神経精神 SLE でみられる代表的な神経症状です。
3:× 被害妄想などの精神病症状は、神経精神 SLE やステロイド治療に伴ってみられることがあります。
4:○ 音声チックは、咳払いや声出しを本人の意思と関係なく繰り返す症状です。
Tourette 障害などのチック症でみられるもので、SLE の神経精神症状としてはみられにくいといえます。
5:× 抑うつや気分の変動は、神経精神 SLE でしばしばみられる精神症状です。
【ポイント】
神経精神 SLE では、頭痛、けいれん、脳血管障害、うつ状態、精神病症状、認知機能障害などがみられます。
SLE は若い女性に多く、蝶形紅斑や関節炎、ループス腎炎が代表的な症状です。