正答2
解説
正解は2です。
肘関節の屈曲には、上腕筋、上腕二頭筋、腕橈骨筋が働きます。
このうち肘関節だけをまたぎ、他の関節に作用しない筋を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 肘筋は、上腕骨外側上顆から尺骨に付く小さな筋です。
肘関節の伸展を補助し、屈曲には働きません。
2:○ 上腕筋は、上腕骨の前面から尺骨粗面に付く単関節筋です。
尺骨に付くため前腕の回内外には関わらず、肘関節の屈曲だけに働きます。
3:× 烏口腕筋は、肩甲骨の烏口突起から上腕骨に付く筋です。
肘関節をまたがず、肩関節の屈曲と内転に働きます。
4:× 腕橈骨筋は、肘関節の屈曲に働く筋です。
さらに前腕を回内位からも回外位からも中間位へ戻す作用があり、屈曲のみではありません。
5:× 上腕二頭筋は、肘関節の屈曲に加えて、前腕の回外に強く働きます。
長頭は肩関節もまたぐため、肩関節の屈曲にも働きます。
【ポイント】
上腕二頭筋は回外位で、腕橈骨筋は回内外中間位で、上腕筋は前腕の肢位にかかわらず肘を屈曲させます。
筋の付着部が橈骨か尺骨かで、回内外への作用の有無が決まります。