正答5
解説
正解は5です。
うつ病の回復過程は、急性期、回復期前期、回復期後期、維持期の順に進みます。
回復期前期は、急性期を脱して少しずつ活動を増やしながら、自分の病気を理解し始める時期です。
【選択肢別解説】
1:× 1回の活動を短時間に限るのは、休息が中心となる急性期から導入期の配慮です。
回復期前期は、心身の状態をみながら活動時間を少しずつ延ばしていく段階です。
2:× リワークプログラムは、復職に向けて通勤や仕事に近い作業を練習する支援です。
心身の回復が進んだ回復期後期以降に導入します。
3:× 新しい生きがいを見つける援助は、生活全体を見直す段階の課題です。
回復期後期から維持期に取り組む内容で、回復期前期には負担が大きすぎます。
4:× 家族を交えた再発予防の話し合いは、退院や社会復帰が近づいた段階で行います。
回復期前期に最も優先する内容ではありません。
5:○ 集団での心理教育では、うつ病の症状や治療、休養の大切さを学びます。
他の参加者と経験を分かち合えるため、病気への理解が深まり、孤立感も和らぎます。
活動を増やし始める回復期前期の作業療法として最も適切です。
【ポイント】
うつ病の作業療法は、急性期は休息、回復期前期は生活リズムの安定と疾病理解、回復期後期は社会復帰の準備と段階的に進めます。
各時期に合う活動を整理しておきましょう。