正答2
解説
正解は2です。
統合失調症では、幻覚や妄想だけでなく、記憶や注意、遂行機能などの認知機能障害が生活のしづらさに大きく影響します。
評価尺度が症状、社会生活、認知機能のどれを測るものかを区別します。
【選択肢別解説】
1:× AIMS(異常不随意運動評価尺度)は、抗精神病薬による遅発性ジスキネジアなどの不随意運動を評価する尺度です。
2:○ BACS(統合失調症認知機能簡易評価尺度)は、統合失調症の認知機能を評価するために開発された検査です。
言語性記憶、作業記憶、運動機能、言語流暢性、注意と情報処理速度、遂行機能を短時間で評価します。
3:× LASMI(精神障害者社会生活評価尺度)は、日常生活、対人関係、労働や課題の遂行など社会生活の能力を評価する尺度です。
4:× PANSS(陽性・陰性症状評価尺度)は、陽性症状、陰性症状、総合精神病理を評価する尺度です。
認知機能そのものを測る検査ではありません。
5:× SAPS(陽性症状評価尺度)は、幻覚や妄想などの陽性症状を評価する尺度です。
【ポイント】
統合失調症の評価は、症状は PANSS・BPRS、社会生活は LASMI・Rehab、認知機能は BACS と整理します。
抗精神病薬の副作用である不随意運動は AIMS で評価します。