正答4
解説
正解は4です。
原始反射は、脳の成熟に伴って上位の中枢に抑えられ、決まった時期に消えていきます。
生後7〜8か月の時点でまだ残っている反射はどれかを、それぞれの消失時期から判断します。
【選択肢別解説】
1:× 探索反射は、口の周りに触れると刺激の方向へ顔を向けて口を開く反射です。
生後4か月ごろまでに消えるため、7〜8か月ではみられません。
2:× Galant 反射は、腹臥位で背部の脊柱の脇をこすると、体幹が刺激側へ曲がる反射です。
生後2〜6か月ごろまでに消えます。
3:× 手掌把握反射は、手のひらに触れると指を握り込む反射です。
生後4〜6か月ごろに消え、随意的なつかみに置き換わります。
4:○ 足底把握反射は、足底の母趾球を圧迫すると足趾が曲がる反射です。
生後9〜10か月ごろ、つかまり立ちや歩行が始まるころまで残ります。
そのため7〜8か月ではみられるのが正常です。
5:× 非対称性緊張性頸反射は、顔を向けた側の上下肢が伸び、反対側が曲がる反射です。
生後4〜6か月ごろに消えます。
【ポイント】
足底把握反射は、手掌把握反射よりも遅くまで残る原始反射です。
立位や歩行の準備が整うころに消えることと結びつけて覚えましょう。