68 歳の男性。
急性心筋梗塞のため 14 日間入院し、退院後 2 か月が経過した。
心臓リハビリテーションのために実施した検査場面を図に示す。
測定項目に含まれないのはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
この問題は測定項目に含まれないものを選ぶので、○ が答え(含まれない項目)です。
図は、自転車エルゴメータをこぎながら口にマスクを付け、上腕に血圧計のカフを巻いた検査場面です。
マスクの管は呼気ガス分析装置につながっており、心肺運動負荷試験(CPX)と分かります。
【選択肢別解説】
1:× 上腕に巻いたカフで、運動中の血圧を測定しています。
運動に対する血圧反応は、安全管理と運動処方に欠かせない項目です。
2:○ 肺活量は、安静時に最大吸気から最大限に吐き出した量で、スパイロメータで測ります。
運動しながらの呼気ガス分析では求めないため、この検査の測定項目には含まれません。
3:× マスクで呼気を連続して集めるため、1回換気量と呼吸数が測定できます。
4:× エルゴメータは負荷の強さ(ワット数)を段階的に設定でき、運動負荷量として記録されます。
5:× 呼気中の酸素と二酸化炭素の濃度から、酸素摂取量を算出します。
最高酸素摂取量や嫌気性代謝閾値(AT)は、運動処方の根拠となる重要な指標です。
【ポイント】
心肺運動負荷試験では、運動負荷量・血圧・心電図・呼気ガス(酸素摂取量・換気量)を同時に測定します。
嫌気性代謝閾値(AT)レベルの運動強度は、心臓リハビリテーションの運動処方の基準になります。