正答4
解説
正解は4です。
脳卒中の評価法には、神経症状の重症度、機能障害、能力障害(ADL)、社会的な不利を測るものがあります。
各評価法に含まれる項目を確認して判断します。
【選択肢別解説】
1:× JSS(Japan Stroke Scale)は、意識、言語、無視、運動麻痺、感覚などから急性期の重症度を評価する尺度です。
ADLの項目は含まれません。
2:× mRS(modified Rankin Scale)は、症状や介助の必要性から全体的な障害の程度を0〜6の7段階で示す尺度です。
バランス機能を個別に評価する項目はありません。
3:× FMA(Fugl-Meyer Assessment)は、上下肢の運動機能、バランス、感覚、関節可動域と疼痛を評価します。
歩行速度は含まれません。
4:○ SIAS(Stroke Impairment Assessment Set)は、脳卒中の機能障害を総合的に評価する尺度です。
運動機能、筋緊張、感覚、関節可動域、疼痛、体幹機能、視空間認知、言語、非麻痺側機能の項目があり、体幹機能を含みます。
5:× NIHSS(National Institutes of Health Stroke Scale)は、急性期の神経症状の重症度を評価する尺度です。
関節可動域の項目は含まれません。
【ポイント】
SIASの体幹機能は、腹筋力と垂直性(座位で体幹をまっすぐ保てるか)で評価します。
FMAには関節可動域とバランスが含まれる点も押さえておきます。