正答5
解説
正解は5です。
高次脳機能障害は、脳損傷によって記憶、注意、遂行機能、社会的行動などが障害された状態です。
外見からはわかりにくく、損傷部位や原因によって症状が異なります。
【選択肢別解説】
1:× 前頭葉の損傷では、易怒性や意欲低下などの性格の変化(社会的行動障害)がよくみられます。
2:× 高次脳機能障害は、身体の麻痺がなくても生じ、外見からは障害がわかりにくいです。
このため「見えない障害」とも呼ばれます。
3:× 症状は損傷部位によって大きく異なります。
例えば左半球損傷では失語、右半球損傷では半側空間無視がみられやすいです。
4:× 一般に、注意障害は比較的改善しやすく、記憶障害のほうが残りやすいとされます。
5:○ 高齢になるほど脳卒中の発症が多くなるため、60歳以上の高次脳機能障害は脳血管障害によるものが多いです。
若年者では頭部外傷によるものの割合が高くなります。
【ポイント】
高次脳機能障害の原因は全体では脳血管障害が最も多く、若年者では外傷性脳損傷の割合が高くなります。
年齢層と原因の関係をセットで覚えます。