正答
解説
本問は採点除外(厚生労働省により採点除外)です。
厚生労働省は、除外の理由を「選択肢に正解がないため」と公表しています。
つまり、5つの選択肢のいずれも正しい記述とは認められませんでした。
ステロイド薬による精神障害は、気分の高揚や抑うつ、不安、不眠、幻覚・妄想、せん妄など多様な症状を示します。
【選択肢別解説】
1:× ステロイド薬による精神障害では、幻覚や妄想などの精神病症状がみられることがあります。
認められないのではありません。
2:△ 高齢を危険因子に挙げる報告もありますが、一貫して挙げられる危険因子は大量投与や女性などです。
公式にもこの記述は正解と認められていません。
3:× 重い精神症状の発現率は投与量によって異なり、大量投与でも20%程度と報告されています。
80%を超えるとはされていません。
4:△ 主な症状は気分の変化で、意識が保たれる例が多いとする記載があります。
一方でせん妄(意識障害)を伴う例もあり、公式にもこの記述は正解と認められていません。
5:× 精神症状は投与量が多いほど起こりやすく、投与量と関係します。
プレドニゾロン換算で1日40mgを超えると多くなるとされます。
【ポイント】
ステロイド薬による精神障害は、投与開始から数日〜数週の早い時期に起こりやすくなります。
多くは減量や中止で改善するため、早期に気づいて医師に伝えることが大切です。