正答1
解説
正解は1です。
近位尿細管では、糸球体で濾過された水分や栄養素、電解質の大部分が再吸収されます。
同時に、水素イオンなど一部の物質は尿細管の中へ分泌されます。
【選択肢別解説】
1:○ 水素イオン(H+)は、近位尿細管でナトリウムイオンと交換する形で尿細管内に分泌されます。
これにより重炭酸イオンの再吸収が進み、体液の酸塩基平衡が保たれます。
2:× カリウムイオン(K+)は、近位尿細管ではおもに再吸収されます。
カリウムが分泌されるのは、主に遠位尿細管から集合管です。
3:× ナトリウムイオン(Na+)は、近位尿細管で約2/3が再吸収されます。
分泌されるのではありません。
4:× カルシウムイオン(Ca2+)は、近位尿細管で再吸収されます。
5:× 重炭酸イオン(HCO3-)は、近位尿細管で大部分が再吸収されます。
分泌されるのではありません。
【ポイント】
近位尿細管は「再吸収の主役」で、ブドウ糖やアミノ酸はほぼすべてここで再吸収されます。
カリウムの分泌は、アルドステロンの作用で遠位尿細管から集合管で調節されます。